7/12,13と能登島へ出前ヴォードヴィルに行ってきた。
初日は富山県の高岡まで、能登島のタカセヒロシ君が迎えてに来てくれて、車で一時間半、能登島の久木(くき)と田尻(たじり)に着いてすぐに漁港の風景が見えた時はなぜかホッとした。半年前にこの半島で、震度6強の地震があったんだよな。
穏やかな漁港の風景。ここでは牡蠣がとれる。
能登島も崩れた家、ビニールシートの屋根、ガタガタの道路がたくさん。輪島や珠洲市はもっと酷いんだよな。
ライブは2日間で3か所。
七尾市 和倉温泉屋台村
能登島 地区コミュニティセンター
能登島 久木・田尻集会所
初日の夜は七尾市の和倉温泉屋台村でライブ。地震で通常営業が難しい飲食店が出店している飲み屋フードコート的な場所。親子連れや、近隣の方が観に来てくれた夜。
和倉温泉はの施設は再開していますが、ホテルなどの宿泊施設はまだ営業できないところも多く、観光客はまだ戻ってないと。
後半は屋台村がだんだん宴会の雰囲気のなってきたので飛騨のめでたを歌った。
タップダンスを真似して踊ってて、可愛かったな。
楽しい夜、知り合いがまたたくさんできた夜。地ビールご馳走様でした。
2日目は能登島の地区コミュニティセンターへ。近くの仮設住宅の方々向けに1時間のショー。
昼間の演芸場のような雰囲気。この写真のあとにもどんどん人が集まり、盛り上がったよ。お客さんでボサノヴァが好きで、まさか飛騨弁で聴けると思わなかった!と喜んで声をかけてくださって嬉しかった。
島の湯という温泉に♨️入り一休み。
夜は能登島のタカセ君家族が暮らす家から徒歩5分の集会所へ。
久木(くき)、田尻(たじり)、通(とおり)という3つの集落からこの夜を楽しみにしてくれていた方々が30人ほど集まってくださいました。
ライブは僕の他にも、能登島の壊れた家をリフォームする仕事で来ている大工さん&ミャージシャンのオトボネさん、ニジオさんも歌ってくれた。
ただただ、それぞれの歌を歌って、みなさんに聴いてもらう夜だったけど、参加者さんが僕らの話と歌をじっくり頷きながら聴いてくれて、会話が生まれて、こんな時間こそ求められていたんだなと実感。
民謡を沢山歌った夜だった。飛騨のひだ麦屋節のルーツが能登にある話をしながら、皆で能登麦屋節を口づさんだ。
月がきれいな晩だった。なんだか懐かしい感じがした島の音楽会。
兎にも角にも能登島のお爺ちゃん、おばあちゃんに喜んでもらえて良かった。高瀬家族に会えて良かった。
タカセ家にて、大変お世話になりました。
素麺と天ぷら、美味しかったよ。通の漁港でとれた貝が絶品だったよ。(真ん中後ろがタカセヒロシ君)
能登島には、今こんな風景があるということをシェアしたいと思います。
久木神社
たかせ君の家族が移住を決めるきっかけとなった林道の風景。気持よかったな。
能登へ行ってください。支援が必要な場所には支援を。お客さんを待ってるところへは普通に訪れて温泉に入るだけでも。
僕もまた行く予定をたてます。
通の漁港から今は渡れない橋を眺めて。
秋の祭りも行きたいな。タカセくん、次は何やろうか。
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