10月13,14は能登島へ行きます。
能登島の端に久木(くき)という在所があります。半農半魚の在所、まるで宮崎駿の映画トトロの風景のようなこの久木に、3年前に移住したのが高瀬家族。高瀬ひろし君と出会わなかったら僕が久木を訪れることはなかったかもしれません。
地震で高瀬家も被災しました。そしてつい先週の輪島の豪雨災害。復興よりもまずは復旧作業に追われているのがいまだ能登の現状です。高瀬ひろしくんは建築業の仕事をして暮らしていて、今は沢山の壊れた家を修復する仕事で大忙しですが、話をしていると街づくりに興味があり、地域おこしにも意欲的で、本当に楽しい、優しい、頼れる男です。
もうすぐ秋祭りの時期です。彼の住む集落に人々が大切にしている神社があります。小さな島の小さな在所の小さな神社で秋のお祭りをやります。
地震以前に、過疎化という問題はどの地方の集落にもあり、人が減ってしまえば祭りもできなくなります。久木も神事のみは続けてきましたが、お神輿は担ぎ手がおらず長年お宮に眠っておりました。
このタイミングで祭りをやっていいのか、やれるのか、話し合いを重ねてきました。
久木の地元の方々とも話し合い、やはり今だからこそやろうと、復興祈念祭をやろうと、なんとかここまで漕ぎつけました。
10/13,14 久木秋祭りをやります!
前夜祭でライブをします。僕は今年ずっと聞き込んできた、能登麦屋節を唄います。これについてはまた説明します。
加賀からトランペッター佐渡涼さん、画家の鈴木掌さんの3人でライブペインティングもやります。
ぜひ観て欲しいです。
能登は被災地ではありますが、観光地でもあります。すでに営業を始めている民宿、宿や温泉、飲食店、たくさんあります。災害被害のひどい所では復旧のボランティアも必要ですが、その他の場所でには普通に訪れて利用してもらうのも復興へ繋がります。行ける場所には行ってほしい、できることをできる人が。
僕はこの久木秋祭りに全力で協力します。ご参加を、お待ちしております。
久木秋祭り
小さな島の、小さな在所、小さな神社の秋祭り。
久木の人々が大切にしてきた久木神社。
眠っていたお神輿に新たな息吹をふきかけます。
冬眠、島民、新島民、よそからもの好きやってきて、
みなで能登復興祈念祭。
唄いませう、踊りませう、未来を描きませう。
久方ぶりに、境内をお神輿担いでわっしょいします。
お祭り騒ぎ、担ぎ手、物見遊山。
前夜祭、本祭こぞってご参加お待ちしております。
10.13SUN前夜祭
★音楽とアートの新感覚コラボレーションを神聖な境内で目一杯堪能いたしませう
※雨天の場合、会場は久木田尻集会所へ変更になります
17:30- 前半 ライブ (上の助空五郎&佐渡涼)
18:30- 後半 ライブペインティング (鈴木掌×上の助空五郎&佐渡涼)
開場16:30/ 開演17:30/ 終演19:30
10.14MON祝本祭
★能登応援弾き語りライブと境内ライブペインティング第二弾
※雨天の場合、会場は久木田尻集会所へ変更になります
13:00- 前半 ライブ (なべ虹魚,モリタサオリ)
14:00- 後半 ライブペインティング (鈴木掌×音骨,上の助空五郎&佐渡涼)
開場12:30/ 開演13:00/ 終演14:50
15:00- 神事 お神輿
16:00- 終了
場所 久木神社
七尾市能登島久木町7-20-2
音楽イベントは入場無料ですが、お祭り協力金の箱を設置します。お気持ちをよろしくお願いします。
主催:久木町会、シン・シンシントーミン株式会社
問合:坂本 武史(久木区長)
TEL 090-8969-5335
高瀬 洋(久木在住)
TEL 080-1034-9622
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